審査員経験がなくても
過去のキャリアを生かして
現場主義の審査へコミット

インターテック サーティフィケーション株式会社 食品認証部長・審査員 Tさん

インターテック サーティフィケーション株式会社
食品認証部長・審査員 Tさん

2017年入社。現在は食品認証部の責任者として食品安全マネジメントシステムの審査と農業関係の審査「GAP」を社員8人とパートナー審査員約30人のマネージメントをしている 。

CAREER PROFILE

  • 国内大学院卒業
  • 日系システム開発会社にて食品関係のシステム担当、日系食品関連企業にて、品質管理・品質保証業務の支援を担当、日系食品会社にて品質保証の責任者を経験。
    2017年インターテック入社。

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審査認証を受ける立場から、行う立場へ

以前は、食品関連企業で審査を受ける側だったのですが、複数の審査会社の中でもインターテック社の審査の進め方が現場に最も即していて、“現場に強い審査”だと思っていたのです。その後インターテックへ就職して、審査報告書にクライアントの良いところや課題、私たちが審査に回る上で今後改善しなければクライアントの脅威になる、といったことを記す欄があることに目が留まり、そういった“現場主義”の視点が改めて腑に落ちました。審査を受ける立場の経験はとても役立つキャリアでした。例えば、審査を形通りに進めてしまうと、クライアントに訴求すべき結果を引き出せず終わってしまうケースもあります。審査は「何が正しく、何が足りないのか」を導き出し、分かりやすくお返しすることが必要で、「こう尋ねたらいいかな?」「こう説明したらきっと理解が早い、深まるはず」といったことを、審査を受ける立場を思い返しつつ考えています。相手を緊張させず、懐に入るように……という姿勢はとても大切だと思いますね。
インターテック サーティフィケーション株式会社 食品認証部長・審査員 Tさん

message 02

40代からでもキャリアの可能性を広がる社風

インターテック社の魅力は、何をおいても社員の自主性を尊重するという意味での“自由度の高さ”。「自分で責任を持ってやってみよう」という社風は、他社と違う魅力かなと思います。受け身気質の方には不向きな環境かもしれませんが、「こういうことをやってみたい」「自分はこういう人になりたい」という思いが強い人にはとても楽しい会社のはずです。私自身、審査認証機関での業務経験がないままインターテックへ入社したのですが、食品審査はこれまでの知識を生かせたものの、農業審査に関しては特にこの4年間いろいろ新しいことを学ばなければなりませんでした。でも、それは新しいことばかりの面白い経験で、40代にして私のキャリアアップの可能性を大きく広げてもらえたと思っています。
インターテック サーティフィケーション株式会社 食品認証部長・審査員 Tさん

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女性だからこそチャンスには貪欲に

女性の審査責任者は業界として圧倒的に少ないですし、審査員になるための現場経験を積む機会を与えられることも女性にはまだ少ないかなと感じています。インターテックはそういう意味では男女に関係なくキャリアアップのチャンスを与えてくれますが、自分でチャンスを手繰り寄せる姿勢、努力も必要だと思います。例えば、審査やコンサル経験を積む以前の業務、雑用や有無を問わず振られる仕事をコツコツこなすことでも後々チャンスが生まれてくる場合はあります。もともと私は研究員志望だったのですが、就職氷河期で採用そのものがなく食品関連企業向けのシステム開発会社へ就職しました。そこで育んだコネクションから食品関連企業への転職のチャンスが生まれました。人間、本当にどこでどう転がるか分かりませんね。現在も前職や前々職の仲間とも情報交換をしたり、勉強会を開いていますが、そういったネットワークはとても重要だと感じています。
インターテック サーティフィケーション株式会社 食品認証部長・審査員 Tさん

※ 2020年6月インタビュー